ピカレスク - 太宰治伝 |猪瀬 直樹
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ピカレスク - 太宰治伝
猪瀬 直樹
小学館 刊
発売日 2002-03-01
価格:¥1,470(税込)
文学の悪徳 作家という偶像 2004-06-10
これは、文学という毒にあてられた太宰治、井伏鱒二の、二人の軌跡をたどる猪瀬直樹の「私的な」作家評伝です。
社会の動向に左右される作家という頼りない仕事。二人は作家として生きるために、いかにしてこの、くえない世間にまき散らされた悪徳という毒にすがりついたのか。
猪瀬氏は『井伏さんは悪人です』という太宰の唐突な言葉の謎を導きの紐として、そこに日本近代の軋みを見、日本文学史の狭隘さを重ね合わせて、作家という不可解な「存在」を紐解いていきます。
作家の周辺や当時の時代状況も丹念に取材されており、読み応えは充分です。ぜひ一読を。
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この記事は2006/7/21に作成しました。
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