偽りのノンフィクション作家 猪瀬直樹の肖像 |林 洋
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偽りのノンフィクション作家 猪瀬直樹の肖像
林 洋
チーム 刊
発売日 1996-03
価格:¥1,325(税込)
哀れな御用作家の正体 2006-01-29
猪瀬直樹が道路公団問題の時に政府委員になり、小泉内閣の人気取りのために策動し、いかがわしい行動をしたことは良く知られ、問題として取り上げられているが、他の分野でも卑しい行為をしていたのであり、現実にその手口を明らかにした点では、日本人にとって必読の本である。彼がが権力にすりよっていることは、洞察力のある人には既に見抜かれていた。彼の出世作である「ミカドの肖像」(小学館)を書評した記事がある、藤原肇の「アメリカから日本の本を読む」(文芸春秋)には、プリンスホテルの話について取材したのが、猪瀬でなかったことが示唆されていたが、それを追跡したメディアは存在しなかったので、猪瀬は生き残って小泉の手先として活躍した。日本ではノンフィクションと名乗る作家は、フィクションをでっち上げるのであり、その典型が猪瀬と共に御用ドキュメンタリー作家として稼ぐ大下英治であり、むしろ著者の林洋のような独立系の著者でなければ、真実を書けないのではないかと思う。そうしたことを思うと、小泉内閣の正体を徹底的に暴露している、アメリカに住むという藤原肇の「小泉純一郎と日本の病理」(光文社)の中に秘められている爆弾の威力は、この「偽りのノンフィクション作家・猪瀬直樹」を読むことで、相乗効果以上のものをもたらすのではないかと思った。
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この記事は2006/7/21に作成しました。
